建築基準法(用語の定義・面積・高さの算定)は
「数値ルール」を理解すれば得点できる分野です。
過去10年の出題を分析すると、
論点はほぼ固定されています。
毎年のように同じ「緩和規定」「算定基準」「不算入条件」が繰り返し問われており、
対策の再現性が非常に高いのが特徴です。
重要ポイントはこの3つです。
・建築面積の「1mルール」(庇・バルコニー・外廊下)
・容積率の「不算入規定」(1/5・1/50・1/100・全不算入)
・高さの「1/8・12mルール」(塔屋・階段室など)
つまり試験では、
「何を・どこまで・どの条件で除外するか」を数値で正確に判断できるかが問われます。
この記事では、過去10年の出題傾向をもとに、
一級レベルの緩和規定まで含めた“完全攻略法”を解説します。
はじめに
私は今年、一級建築施工管理技士(一次検定)を受験するにあたり、
建築基準法を一から叩き直している。
最初にぶつかった壁はこれだった。
- 「分かっているつもり」で問題が解けない
- 面積の算定が“感覚”のまま
- 容積率の問題になると確実にミスする
- 高さの定義が曖昧で選択肢を切れない
- 「不算入」の条件を覚えきれていない
現場では問題にならないが、試験では定義・数値・緩和規定で確実に差がつく。
実務ではこう判断している。
- 庇は外形でざっくり判断
- 延べ面積は図面任せ
- 高さは設計指示に従う
- 車庫や共用部は意識しない
しかし、過去10年の出題を分析すると結論は1つ。
一級は「緩和規定の数字」を正確に覚えているかの試験
重要ポイントはこの3つ。
- 建築面積の「1mルール」
- 容積率の「不算入(緩和)数値」
- 高さの「1/8・12mルール」
つまり試験では、
「何を・どこまで・どの条件で除外するか」を問われる
この記事では、
一級レベルの“緩和規定まで含めた完全攻略”を解説する
用語の定義【年度別・過去問分析】
用語の定義は最も基本であり、最もひっかけが多い分野。
出題年度+論点(代表例)
- 令和5年:建築面積の算定
- 令和4年:床面積の範囲
- 令和3年:庇・外廊下
- 令和2年:バルコニー
- 令和元年:吹抜け
- 平成30年:ピロティ
- 平成29年:開放部分
過去問で問われる代表値
【建築面積】
・外壁または柱の中心線で囲まれた水平投影面積
最重要ルール
- 庇・バルコニー・外廊下
→ 先端から1mまでは不算入
→ 1m超は超えた部分のみ算入
【床面積】
・ 壁・柱で囲まれた部分
注意
- 吹抜け → 床がないため不算入
出題パターン分析
よくある誤答
- 「バルコニーは不算入」
→ ❌1mルール無視 - 庇を全て含める
→ ❌
正解
- 必ず「1m」を基準に判断
試験の核心
「原則」ではなく「数値ルール」で判断する
面積の算定ルール【年度別・過去問分析】
ここは容積率とセットで出る最重要分野。
出題年度+論点(代表例)
- 令和5年:容積率算定
- 令和4年:車庫の扱い
- 令和3年:地下室
- 令和2年:共用部分
- 令和元年:エレベーター
- 平成30年:備蓄倉庫
過去問で問われる代表値
ここが一級の本丸。
容積率算定の不算入
超重要
- 自動車車庫等
→ 延べ面積の1/5まで不算入 - 備蓄倉庫
→ 延べ面積の1/50まで不算入 - 宅配ボックス
→ 延べ面積の1/100まで不算入 - エレベーター昇降路
→ 全て不算入 - 共同住宅の共用廊下・階段
→ 全て不算入(容積率算定時)
地下室の緩和
- 住宅等
→ 床面積の1/3まで不算入
出題パターン分析
よくある誤答
- 車庫は全て不算入
→ ❌1/5制限あり - エレベーターは算入
→ ❌ - 地下は全て除外
→ ❌条件付き
正解
- 「割合+対象」をセットで暗記
試験の核心
「容積率の計算かどうか」を見抜くこと
高さの算定ルール【年度別・過去問分析】
高さは数字を知らないと確実に落とす分野。
出題年度+論点(代表例)
- 令和5年:高さ算定
- 令和4年:軒高
- 令和3年:塔屋
- 令和2年:平均地盤面
- 令和元年:屋上設備
過去問で問われる代表値
建築物の高さ
- 平均地盤面から最高部分
軒高
- 地盤面から梁(横架材)上端
平均地盤面
- 建物周囲の地盤高さの平均
高さの緩和(最重要)
ここが合否を分ける
- 階段室・昇降機塔・装飾塔
→ 建築面積の1/8以内
→ 高さ12mまで不算入
出題パターン分析
よくある誤答
- 屋上設備は全て高さに含む
→ ❌条件あり - 1/8ルールを無視
→ ❌
正解
- 「1/8+12m」で判断
試験の核心
「どこまで高さに含めるか」を数値で判断する
まとめ(視覚整理)
【用語定義】
・ 建築面積=中心線
・ 1mルール
【容積率】
・ 車庫:1/5
・ 備蓄:1/50
・ 宅配:1/100
・ EV:全不算入
【高さ】
・ 1/8以内
・ 12mまで
過去問から見える優先順位
【最重要】
・ 容積率の緩和規定(数値)
【次に重要】
・ 1mルール
【次点】
・ 高さの1/8・12m
【補足】
・ 用語
つまり、
「1m・割合・高さ条件」を押さえれば得点できる
私の結論
最初は完全に勘違いしていた。
「なんとなく理解している」では通用しない。
一級で必要なのはこれ。
- 数値で判断できること
- 緩和規定を覚えること
- 条件付きで考えること
重要3ポイントはこれ。
- 1mルール
- 容積率の不算入
- 高さの1/8・12m
ここまで押さえれば、
この分野は確実に得点源になる
さらに得点を安定させたい人へ

最後に結論。
この分野は「パターン暗記」で勝てる
- 同じ数値
- 同じひっかけ
- 同じ構造
これが繰り返される。
やるべきことは1つ。
過去問で“即答できる状態”を作ること
知識では足りない。
見た瞬間に判断できるレベルまで落とし込む
ここまでやれば、
安定して満点を狙える分野になる
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