【2026年版】一級建築施工管理技士|土工事・山留め工事はここだけ覚えろ(根切り•床付け•山留め)【過去10年の出題パターン分析】

一級建築施工管理技士 土工事・山留め工事(根切り・床付け・山留め)の重要ポイント解説画像 躯体(土・山留め)
土工事・山留め工事の出題ポイントを過去10年分から分析

 

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💡学習を始める前に

がむしゃらに暗記するだけでは効率が落ちてしまいます。

 

まずは

「どの攻守の優先順位が高いのか」

「施工の全体フローはどうなっているのか」

これらを把握することが合格への近道になります。

 

躯体工事の全体戦略については、

こちらの記事で詳しく解説しています。

躯体工事まとめ記事

 

土工事・山留め工事は「施工順序」と「地盤現象」を理解すれば得点できる分野です。

 

過去10年の出題を分析すると、問われているポイントはほぼ固定されています。

 

・根切り・床付け(支持地盤・仕上げ精度)

・山留め支保工(構造・施工順序)

・施工管理(排水・変位・地盤現象)

 

つまり土工事・山留め工事は

「掘削の手順」と「地盤の挙動・安全管理」

を押さえれば対応できる分野です。

 

この記事では、過去問ベースで出題されるポイントを整理し、最短で得点につなげるための知識を解説します。

 

 

はじめに

 

私は今年、一級建築施工管理技士(一次検定)を受験する立場です。

 

施工分野を勉強していて、土工事・山留め工事に入ったとき正直こう思いました。

「土工事ってシンプルそうなのに、試験はやたら細かくない?」

 

現場でも土工事・山留め工事は

根切り(掘削・支持地盤管理)
床付け(仕上げ精度)
山留め(支保工・安全対策)

といったように、作業自体は単純に見えて

施工順序・安全・地盤挙動
すべてが重要になります。

 

しかし過去10年の問題を分析すると、出題ポイントは完全に固定されています。

主に次の3つです。

 

根切り・床付け(支持地盤・仕上げ)
山留め支保工(構造・施工順序)
施工管理(排水・変位・崩壊現象)

 

つまり試験では

掘削手順と山留めの安全管理+地盤現象を正確に理解しているか
が問われています。

 

この記事では

過去10年の出題パターン(平成28年〜令和6年)
確実に覚える数値・用語・現象
試験で狙われるひっかけ

を整理して解説します。

 

根切り・床付け【年度別・過去問分析】

 

土工事で最も基本かつ頻出なのが
根切り・床付け
です。

 

理由は
基礎の支持力を直接左右するため
です。

 

出題年度+論点(代表例)

 

・令和6年:床付け精度
・令和5年:掘削手順
・令和4年:余掘り補修
・令和3年:支持地盤確認
・令和2年:掘削勾配
・令和元年:床付け方法
・平成30年:地盤の乱れ
・平成29年:施工手順
・平成28年:掘削方法

 

過去問で問われる代表値

 

根切り・床付けで重要なのが
支持地盤を乱さない施工
です。

 

基本ルール

床付けは人力仕上げ

機械掘削は荒掘りまで

余掘り禁止

 

余掘り補修

砂質地盤・礫質地盤
→ 砂利・砕石で埋戻し

粘性土地盤・過大掘削
→ 捨てコンクリート・貧配合コンクリート

 

理由

不同沈下防止
支持力確保

のためです。

 

出題パターン分析

 

よくあるひっかけ

 

バックホウで床付け完了

誤り

 

余掘りはそのまま施工

誤り

 

地盤乱れ放置

 誤り

 

「最後は人力」が鉄板

 

山留め支保工【年度別・過去問分析】

 

次に重要なのが
山留め支保工
です。

 

理由は
崩壊事故に直結するため
です。

 

出題年度+論点(代表例)

 

・令和6年:切梁配置
・令和5年:腹起し設置
・令和4年:親杭横矢板工法
・令和3年:施工順序
・令和2年:支保工構成
・令和元年:構造形式
・平成30年:部材配置
・平成29年:施工手順
・平成28年:山留め種類

 

過去問で問われる代表値

 

山留めで重要なのが
構成部材+施工順序
です。

 

基本構成

親杭・横矢板・腹起し・切梁・火打ち(隅角補強)

 

施工順序

掘削 → 支保工 → 掘削 の繰り返し

 

理由

土圧抵抗
構造安定

のためです。

 

出題パターン分析

 

よくある誤答

 

一気に掘削

 誤り

 

支保工後回し

 誤り

 

火打ち不要

 誤り

 

「順序ミス」が頻出

 

施工管理(排水・変位・地盤現象)【年度別・過去問分析】

 

土工事では
施工管理
も必ず出題されます。

 

出題年度+論点(代表例)

 

・令和6年:排水管理
・令和5年:地下水対策
・令和4年:変位測定
・令和3年:安全管理
・令和2年:崩壊現象
・令和元年:管理項目
・平成30年:排水工法
・平成29年:変位管理
・平成28年:安全対策

 

過去問で問われる代表値

 

施工管理で重要なのが
排水+変位+地盤現象
です。

 

排水

ウェルポイント工法(真空吸引)
ディープウェル工法(深井戸ポンプ)

 

変位

山留め壁のはらみ出し
切梁の軸力測定

 

地盤現象(超重要)

ボイリング
→ 砂質地盤・底面湧き上がり

ヒービング
→ 粘性土地盤・底面隆起

パイピング
→ 水と砂の流出

 

理由

事故防止
周辺地盤沈下防止

のためです。

 

出題パターン分析

 

よくある誤答

 

ボイリング=粘性土

 誤り(砂質地盤)

 

ヒービング=砂質土

 誤り(粘性土)

 

排水不要

 誤り

 

「現象の組み合わせ」が頻出

 

山留め工法【種類・特徴】

 

山留め工事では
工法理解
も出題されます。

 

出題年度+論点(代表例)

 

・令和5年:工法選定
・令和3年:柱列壁
・平成30年:鋼矢板

 

過去問で問われる代表値

 

代表工法

親杭横矢板工法・鋼矢板工法・ソイルセメント柱列壁

 

補足管理

引き抜き後の充填
→ 砂等で充填

 

理由

地盤沈下防止

 

出題パターン分析

 

よくある誤答

 

引き抜き後放置

誤り

 

「周辺影響」が狙われる

 

まとめ(視覚整理)

 

土工事・山留め工事の重要ポイント

 

根切り・床付け

 
人力仕上げ
余掘り禁止
地盤別補修

 

山留め支保工

 
掘削→支保工→掘削
親杭・腹起し・切梁・火打ち

 

施工管理

 
ウェルポイント
変位測定
ボイリング(砂)
ヒービング(粘性)
パイピング

 

山留め工法

 
工法選定
引抜き後充填

 

過去問から見える優先順位

 

過去10年の出題傾向

 

最重要
山留め支保工

 

次に重要
施工管理(地盤現象)

 

次点
根切り・床付け

 

補足
山留め工法

 

つまり

施工順序+地盤現象+安全管理
ここを押さえれば得点できます。

 

私の結論

 

私は最初「土工事は簡単そう」と思っていました。

 

しかし整理すると

床付け精度
山留め順序
地盤現象

この3つに集約されていました。

 

つまり土工事・山留め工事は
施工順序と地盤挙動を問う分野
です。

 

ポイントを押さえれば
確実に得点源にできる分野
だと感じました。

 

さらに得点を安定させたい人へ

 

一級建築施工管理技士 合格へのロードマップ

 

施工分野は
過去問を理解すれば得点できる
分野です。

 

私も最初は「どこが出るのか分からない」状態でした。

 

しかし分析すると
出題パターンは固定
しています。

 

だからこそ
過去問題集中心の勉強
が最短ルートです。

👉 一級建築施工管理技士おすすめ過去問題集

 

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