建築基準法(確認申請の手続き・構造強度の原則)は
「対象範囲・期限・構造式」を理解すれば得点できる分野です。
過去10年の出題を分析すると、
論点は完全に固定されています。
確認申請の対象判断、検査の期限(4日・7日)、
構造の計算式(地震・風・荷重組合せ)が繰り返し出題されており、
法改正を含めて“暗記+判断”で確実に得点できる分野です。
重要ポイントはこの3つです。
・確認申請の「対象建築物(2025年改正対応)」
・検査の「4日・7日+中間検査の制限」
・構造の「荷重組合せ・計算式(Co=0.2以上)」
つまり試験では、
「必要かどうか」「いつ行うか」「どの式で判断するか」
を正確に見抜けるかが問われます。
この記事では、
過去10年の出題傾向と最新の法改正を踏まえ、
一級レベルの“手続き+構造数値”まで含めた完全攻略法を解説します。
はじめに
私は今年、一級建築施工管理技士(一次検定)を受験するにあたり、
建築基準法の「手続き」と「構造」を一から叩き直している。
最初に感じたのはこれだった。
- 確認申請の対象が曖昧
- 4号特例の理解が古い
- 中間検査の意味が浅い
- 構造は“感覚”で理解している
- 計算式を見た瞬間に止まる
現場では問題なく回せていても、
試験では法改正・数値・構造式まで問われる。
実務ではこう動いている。
- 設計後に確認申請
- 行政や指定機関で審査
- 中間検査を受けて進行
- 構造は設計者に依存
しかし、
過去10年+法改正を分析すると結論はこれ。
一級は「対象範囲」「期限」「構造式」で合否が決まる
重要ポイントはこの3つ。
- 確認申請の「対象建築物(2025年改正)」
- 検査の「4日・7日+中間検査」
- 構造の「荷重組合せ・計算式」
つまり試験では、
「必要かどうか」「いつやるか」「どう計算するか」
この記事では、
一級レベルの“法改正+構造数値”まで完全攻略する
確認申請の手続き【年度別・過去問分析】
確認申請は法改正込みで最重要分野。
出題年度+論点(代表例)
- 令和5年:申請対象
- 令和4年:確認済証
- 令和3年:4号特例
- 令和2年:特殊建築物
- 令和元年:規模判定
- 平成30年:用途区分
過去問で問われる代表値
ここが最重要。
確認申請が必要な建築物(2025年改正対応)
以下のいずれかに該当
① 特殊建築物
・ 延べ面積200㎡超
② 木造建築物
・ 2階建て以上
・ または延べ面積200㎡超
③ 非木造建築物
・ 平屋かつ延べ面積200㎡超
最重要注意
- 平屋かつ200㎡以下の木造以外
→ 原則すべて確認申請対象
基本ルール
- 建築主が申請
- 確認済証後に着工
出題パターン分析
よくある誤答
- 木造2階でも不要
→ ❌ - 200㎡以下なら不要
→ ❌用途・構造で変わる
正解
- 「規模+用途」で判断
試験の核心
「申請が必要かどうか」を瞬時に判断できるか
完了検査・中間検査【年度別・過去問分析】
ここは数字+流れで確実に出る分野。
出題年度+論点(代表例)
- 令和5年:完了検査
- 令和4年:検査済証
- 令和3年:中間検査
- 令和2年:使用制限
- 令和元年:工程管理
過去問で問われる代表値
完了検査
- 申請:工事完了後4日以内
- 実施:受理後7日以内
使用制限
- 検査済証交付後でなければ使用不可
中間検査
- 特定行政庁が指定する工程
- 工程終了後4日以内に申請
重要
- 合格しないと次工程に進めない
出題パターン分析
よくある誤答
- 中間検査は任意
→ ❌義務 - 不合格でも進行可能
→ ❌
正解
- 工程制限がある
試験の核心
「4日・7日+中間検査の制限」
構造強度の原則【年度別・過去問分析】
ここは計算問題として差がつく分野。
出題年度+論点(代表例)
- 令和5年:地震力
- 令和4年:風圧力
- 令和3年:積雪荷重
- 令和2年:荷重組合せ
- 令和元年:応力度
過去問で問われる代表値
地震力
- Ci = Z × Rt × Ai × Co
- Co:原則0.2以上
風圧力
- W = q × Cf
積雪荷重
- 多雪区域 → 長期荷重に含む
設計原則
- 許容応力度以内
出題パターン分析
よくある誤答
- Co=0.1
→ ❌ - 積雪を短期のみ
→ ❌ - 式を丸暗記で意味不明
→ ❌
正解
- 式+意味をセットで理解
試験の核心
「荷重の組み合わせと数値」
構造規定(部材・接合)【年度別・過去問分析】
ここは細かい数値で差がつく応用分野。
出題年度+論点(代表例)
- 令和5年:RC定着長さ
- 令和4年:鉄骨ボルト
- 令和3年:柱・梁
- 令和2年:接合部
- 令和元年:基礎
過去問で問われる代表値
- 定着長さ(鉄筋)
- ボルト間隔
- 部材応力
出題パターン分析
よくある誤答
- 構造は感覚で判断
→ ❌
正解
- 数値ベースで判断
試験の核心
「細かい数値を落とさない」
まとめ(視覚整理)
【確認申請】
・ 2階建て以上(木造)
・ 200㎡基準
【検査】
・ 4日申請
・ 7日検査
・ 中間検査あり
【構造】
・ Co=0.2以上
・ W=q×Cf
過去問から見える優先順位
【最重要】
・ 確認申請対象(法改正)
【次に重要】
・ 4日・7日+中間検査
【次点】
・ 構造計算式
【補足】
・ 部材規定
つまり、
「対象・期限・構造式」を押さえれば得点できる
私の結論
正直、この分野は甘く見ていた。
でも違う。
一級は“法改正と数値”で落としにくる試験
重要3ポイントはこれ。
- 確認申請対象
- 4日・7日+中間検査
- 構造計算式
ここまで押さえれば、
この分野は確実に得点源になる
さらに得点を安定させたい人へ

結論。
この分野は完全にパターン化されている
- 同じ数値
- 同じ構造式
- 同じひっかけ
これが繰り返される。
やるべきことは1つ。
過去問で“即答力”を作ること
知識では足りない。
瞬時に判断できるレベルまで仕上げる
ここまでやれば、
安定して満点を狙える分野になる
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