労働基準法は「数字・例外・禁止事項」を理解すれば得点できる分野です。
過去10年の出題を分析すると、
問われるポイントは完全に固定されています。
・労働時間(8時間・40時間+36協定)
・休憩時間(6時間超・8時間超+例外)
・年少者・妊産婦の制限(禁止事項と請求ベース)
さらに一級では、
・例外規定(36協定・労使協定)
・「絶対禁止」と「請求による制限」の違い
ここまで正確に問われます。
つまり、
「数字・条件・例外・禁止事項を仕分けできるか」
これだけで合否が決まります。
この記事では、
・労働時間(8時間・40時間+36協定)
・休憩時間(45分・60分+例外)
・年少者・妊産婦の制限(絶対禁止と請求)
この3テーマを、過去問ベースで一撃で得点できるレベルまで整理します。
また、法規の分野は知識の積み重ねですが、出題傾向と優先順位を把握することで効率が大きく変わります。
過去10年の出題傾向をもとに整理したまとめ記事はこちら。
→【法規まとめ(出題ランキング+完全攻略)】

はじめに
私は今年、一級建築施工管理技士(一次検定)を受験するにあたり、
労働基準法を体系的に学び直しています。
最初に感じたのは、
「労働時間・休憩・保護規定の数字と条件が整理できない」
ということでした。
特に混乱したのはこの3つです。
- 8時間・40時間の基準と例外
- 休憩の45分・60分と“超える”の定義
- 年少者・妊産婦の制限の違い
現場でもこういう場面があります。
- 残業が適法か判断に迷う
- 休憩時間の取り方が法的に正しいか不明
- 若年者や女性作業員の配置で制限を誤る
過去10年の出題を分析すると、傾向は完全に固定されています。
「労働時間(8時間・40時間)」
「休憩時間(6時間超・8時間超)」
「年少者・妊産婦の制限」
さらに一級では、
「例外(36協定・労使協定)」
「絶対禁止と請求ベースの違い」
ここまで問われます。
つまり試験では、
「数字・条件・禁止事項・例外を正確に仕分けできるか」
が問われます。
この記事では、
- 労働時間
- 休憩
- 年少者・妊産婦の制限
この3テーマを、過去問ベースで完全攻略します。
労働時間(8時間・40時間+36協定)【年度別・過去問分析】
この分野は「数字+例外」で確実に得点できる最重要論点です。
出題年度+論点(代表例)
- 令和5年:法定労働時間
- 令和4年:時間外労働の条件
- 令和3年:36協定の効力
- 令和2年:週40時間の原則
- 令和元年:休日労働
- 平成30年:時間外労働の限度
- 平成29年:変形労働時間制
- 平成28年:労働時間の定義
- 平成27年:時間外労働の要件
過去問で問われる代表値
法定労働時間
- 1日8時間以内
- 1週40時間以内
時間外労働
- 36協定の締結が必要
重要整理
- 原則 → 8時間・40時間
- 例外 → 36協定で延長
注意
- 36協定なしの残業は違法
- 「自由に延長できる」は誤り
出題パターン分析
よくある誤答
- 週48時間と誤認
- 36協定なしで残業可と判断
- 上限なしと誤解
正解パターン
- 8時間・40時間が絶対基準
- 例外は36協定のみ
→ 数字+条件で判断
休憩時間(45分・60分+一斉付与の例外)【年度別・過去問分析】
この分野は「“超える”+例外」で問われる頻出論点です。
出題年度+論点(代表例)
- 令和5年:休憩付与条件
- 令和4年:6時間・8時間の区分
- 令和3年:一斉付与の原則
- 令和2年:自由利用の原則
- 令和元年:休憩の分割
- 平成30年:休憩時間の定義
- 平成29年:一斉付与の例外
- 平成28年:休憩時間の最低基準
- 平成27年:休憩の取り方
過去問で問われる代表値
休憩時間
- 6時間超 → 45分以上
- 8時間超 → 60分以上
重要原則
- 途中付与
- 一斉付与
- 自由利用
超重要ひっかけ(追加)
- 労使協定があれば一斉付与は除外可能
注意
- 6時間ちょうど → 不要
- 8時間ちょうど → 45分
出題パターン分析
よくある誤答
- 6時間で休憩必要と誤認
- 8時間で60分と誤認
- 一斉付与は絶対と誤解
正解パターン
- “超える”が基準
- 例外は労使協定
→ 数字+例外で判断
年少者・妊産婦の制限【年度別・過去問分析】
この分野は「絶対禁止と請求ベースの区別」が核心です。
出題年度+論点(代表例)
- 令和5年:年少者の深夜業
- 令和4年:妊産婦の時間外労働
- 令和3年:危険有害業務
- 令和2年:坑内労働
- 令和元年:女性保護規定
- 平成30年:年少者の労働制限
- 平成29年:妊産婦の保護
- 平成28年:深夜業の制限
- 平成27年:就業制限
過去問で問われる代表値
年少者(18歳未満)
- 深夜業(22時〜5時)禁止
- 危険有害業務禁止
- 変形労働時間制は適用不可
妊産婦
- 請求により時間外・休日労働の制限
- 請求により深夜業の制限
- 軽易業務への転換
絶対禁止(重要)
- 妊産婦の危険有害業務(例:坑内業務)
重要整理
- 年少者=全面保護
- 妊産婦=請求+一部絶対禁止
注意
- 「本人同意で可」は誤り
- 「例外で可能」は誤り
出題パターン分析
よくある誤答
- 年少者に変形労働時間制を適用
- 妊産婦の深夜業を許可
- 危険業務を例外で可と誤認
正解パターン
- 年少者=深夜NG+変形不可
- 妊産婦=請求で制限+危険業務は絶対NG
まとめ(視覚整理)
労働時間
- 1日 → 8時間
- 1週 → 40時間
- 例外 → 36協定
休憩
- 6時間超 → 45分
- 8時間超 → 60分
- 例外 → 労使協定で一斉付与除外
年少者
- 18歳未満
- 深夜NG
- 変形労働時間制不可
妊産婦
- 請求で残業NG
- 請求で深夜NG
- 危険業務は絶対NG
過去問から見える優先順位
最重要
- 労働時間(8時間・40時間+36協定)
次に重要
- 休憩(45分・60分+例外)
次点
- 年少者・妊産婦の制限
補足
- 変形労働時間制
つまり、
「数字・例外・禁止事項」
を押さえれば得点できる。
私の結論
最初は、数字と条件がバラバラで整理できませんでした。
しかし、
労働時間=8・40+例外
休憩=45・60+超える
制限=禁止+請求
この3つに分解すると、一気に理解できました。
この分野は、
数字とルールを覚えれば確実に得点できる分野です。
得点源になります。
さらに得点を安定させたい人へ

ここまで理解したら、やるべきことは1つです。
過去問を回すこと。
理由は明確です。
- 同じ数字が出る
- 同じひっかけが出る
- 同じ構造
つまり、
「見た瞬間に答えが出る状態」
まで持っていく必要があります。
具体的には、
- 過去10年分を3周
- 間違えた問題だけ周回
- 選択肢単位で暗記
ここまでやれば、
この分野は安定して得点できます。
最短で合格したい人へ|次に読むべき記事
まずは“合格戦略”を理解する
一級建築施工管理技士は、やみくもに勉強しても受かりません。
最初にやるべきは「どこで点を取るか」を決めることです。
→【6割を確実に取る逆算型戦略】

全体像から逆算して迷わなくする
「何から手をつけるべきか分からない」という人は、まず全体像を掴んでください。
順番を間違えると、それだけで時間を無駄にします。
→【合格ロードマップ】

勉強時間を最短化したい人へ
働きながら合格するには、“時間の使い方”がすべてです。
ダラダラやるより、短期間で一気に仕上げる方が現実的です。
→【勉強時間+AI時短術】

さらに差をつけたい人へ|効率を最大化する方法
AIを使って“過去問の先”まで攻略する
過去問だけでは、今の試験は足りません。
AIを使えば、理解・暗記・演習を一気に加速できます。
→【AIで一次検定をハックする方法】

そもそも難易度と現実を知っておく
試験のレベル感を知らないまま勉強すると、方向を間違えます。
まずは「どれくらい難しいのか」を把握しておきましょう。
→【難易度・合格率・攻略法】

キャリアも変えたい人へ|施工管理の現実と選択肢
施工管理という仕事のリアル
試験の先にあるのは「仕事」です。
きつい現実も含めて、全体像を理解しておくと後悔しません。
→【施工管理とは?仕事内容と現実】

環境を変えて年収を上げるという選択
「このままでいいのか」と感じているなら、行動する価値はあります。
実際に年収を上げた方法をまとめています。
→【転職で年収200万UPした全手法】

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